大村市議会 > 2009-03-04 >
03月04日-03号

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  1. 大村市議会 2009-03-04
    03月04日-03号


    取得元: 大村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-31
    平成21年  3月 定例会(第1回)◯出席議員は次のとおりである。   1番  神近 寛君        14番  村崎浩史君   2番  田中 守君        15番  伊川京子君   3番  馬場重雄君        16番  永石賢二君   4番  恒石源治君        17番  松崎鈴子君   5番  宮本武昭君        18番  田崎忠義君   6番  久野正義君        19番  村上秀明君   7番  三田村美津子君      20番  辻 勝徳君   8番  田中秀和君        21番  廣瀬政和君   9番  園田裕史君        22番  前川 與君   10番  中瀬昭隆君        23番  大崎敏明君   11番  三浦正司君        24番  川添勝征君   12番  山口弘宣君        25番  里脇清隆君   13番  永尾高宣君◯欠席議員は次のとおりである。   なし◯地方自治法第121条により出席した者は次のとおりである。 市長        松本 崇君    教育長       木下勝海君 副市長       久保一雄君    教育次長      石丸哲也君 総務部長      中村満男君    水道事業管理者   津田 学君 財政部長      吉野 哲君    水道局次長     朝長 定君 市民生活部長    松下崇文君    競艇事業管理者   遠藤謙二君 福祉保健部長    田中久美子君   競艇企業局次長   平野精一郎君 福祉保健部理事障害福祉課長     商工観光部理事   中島与四郎君           朝長靖彦君 環境部長      吉田重記君    福祉保健部理事市民病院課長                              森 信一郎君 農林水産部長    坂井則雄君    総務法制課長    喜々津保則君 商工観光部長    福田和典君    企画政策課長    上野真澄君 都市整備部長    橋口正明君    国保けんこう課長  森 慎二君◯本会議の書記は次のとおりである。 事務局長      浦 一弘君    書記        古川朋博君 次長        太田義広君    書記        東 賢一君 議事調査係長    高木義治君    書記        石山光昭君 書記        百武修一君   -----------------------------             第1回定例会議事日程 第3号            平成21年3月4日(水曜)午前10時開議第1 第19号議案 平成21年度長崎県大村市一般会計予算第2 第20号議案 平成21年度長崎県大村市国民健康保険事業特別会計予算第3 第21号議案 平成21年度長崎県大村市老人保健事業特別会計予算第4 第22号議案 平成21年度長崎県大村市後期高齢者医療事業特別会計予算第5 第23号議案 平成21年度長崎県大村市介護保険事業特別会計予算第6 第24号議案 平成21年度長崎県大村市病院事業会計予算第7 第25号議案 平成21年度長崎県大村市モーターボート競走事業会計予算第8 第26号議案 平成21年度長崎県大村市簡易水道事業特別会計予算第9 第27号議案 平成21年度長崎県大村市水道事業会計予算第10 第28号議案 平成21年度長崎県大村市工業用水道事業会計予算第11 第29号議案 平成21年度長崎県大村市下水道事業会計予算第12 第30号議案 平成21年度長崎県大村市農業集落排水事業会計予算 △開議 午前10時 ○議長(里脇清隆君)  おはようございます。出席議員は定足数に達しております。議事日程第3号により、本日の会議を開きます。 企画部長から欠席の届けが出ております。 日程第1、第19号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎財政部長吉野哲君)  おはようございます。   ----------------------------- △第19号議案 平成21年度長崎県大村市一般会計予算   -----------------------------でございます。 予算書の1ページをお願いいたします。第1条は、歳入歳出予算の総額を前年度比0.8%減の319億4,000万円と定めるものでございます。第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条は一時借入金の限度額、第5条は歳出予算の流用を定めております。 2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算でございますが、説明につきましては、別途配付しております当初予算の概要で説明をしたいと思います。 概要の4ページをお願いいたします。歳入でございますが、歳入の21年度の構成比はそこに円グラフがございますけれども、グラフのとおりでございまして、市税と地方交付税で約50%近くを占めている状況でございます。 歳入の状況につきましては、市税と地方交付税が大きく減をしております。 市税につきましては、法人市民税の減、これが約2億8,000万円ほどございます。それと、固定資産税が、評価がえの影響などによりまして8,400万円ほど減をしております。 それと、地方交付税につきましては、交付税総額としましては1兆円の増額などがあって全体的にはふえているんですけれども、本市におきましては、起債の償還に係ります交付税措置の減が大きく影響しまして、前年度と比べますと、約4億円ほどの減というふうな見込みをしております。 その他の主な増減の内訳、内容につきましては、5ページに記載しているとおりでございます。それと、下の方には過去5年間の構成比の動きを掲載をしているところでございます。 次のページをお願いいたします。歳出でございますが、歳出につきましては、大きく増加をしている項目としまして、民生費商工費、それと教育費が増加をしているところでございます。衛生費土木費公債費が、こちらが大きく減をしている状況でございます。 民生費につきましては、やはり生活保護費の増、これが約1億8,000万円を超えるぐらいの増加などがあっております。それと、認定こども園設置費の補助金、これらが大きく影響をしているところでございます。 衛生費につきましては、病院事業関係の経費が大きく減をしたということがその要因となっております。 あと商工費以下につきましては、右側の方にその増減の内訳については記載しているとおりでございます。 右側の下の方に過去の増減の経過を書いておりますけれども、例えば平成11年度あたりと比べますと、特に土木費の減が、いわゆる半分以下になっているという状況もございまして、あと民生費等につきましては、安定的に--安定的と申しますか、微増ながらずっとふえている状況でございます。 次のページをお願いいたします。8ページでございますが、これは歳出の性質別の見方でございますけれども、この中でふえておりますのは、人件費扶助費、それと普通建設事業と貸付金が増加をしております。人件費もふえておるんですけれども、人件費の増加につきましては、退職手当組合に加入をしておりますけれども、そちらの負担が、他市の退職者が予想以上に多く、その分の負担が増加となってきております。一般職員の給与等につきましては、若干の減となっております。 あと扶助費につきましては、先ほど申しましたように、生活保護費あたりが増加をしているところでございます。 あと、その他の主な増減内容につきましては、9ページに記載しているとおりでございます。性質別も、各年の経年変化表をそこに記載しているところでございます。 次のページをお願いいたします。基金の状況でございますが、21年度におきましても、財源不足を補うために財政調整基金等4基金から8億4,000万円の繰り入れを行っております。そういった中で、21年度末の基金残高としましては、19億5,000万円ほどが見込まれているところでございます。 10ページの下の方ですけれども、市債の状況につきましては、例年これは順調に減額をしているところでございます。最終的に21年度の見込みとしましては、そこに記載していますとおり、294億円程度の基金残高ということになりまして、300億円を割ったという状況でございます。 21年度の当初予算につきましては、重点項目を掲げております。11ページでございますけれども、(1)から(6)まで6つの重点項目を掲げまして、ここに係る経費等につきましては、重点的に予算を配分をしているところでございます。 そのほか、この重点項目以外に、現状をかんがみまして、緊急経済対策としまして1億2,000万円ほどの緊急経済対策費を組んでいるところでございます。その内容につきましては、11ページから12ページに記載しているとおりでございます。 このほか、厳しい財政状況の中ではございますけれども、37項目の新規事業にも着手をしているところでございます。新規事業及び重点事業につきましては、13ページから政策別に記載をしておりますけれども、そこに掲載をしているところでございます。その内容につきましては、16ページ以下に記載をしております。 それと、普通建設事業につきましては、27ページからそれぞれ事業の概要を掲載しているところでございます。 それでは、予算書に戻っていただきまして、予算書の6ページをお願いいたします。第2表債務負担行為でございますけれども、21年度から新たにそこに掲載しております6件につきまして新たな債務負担行為を起こすものでございまして、今まで継続しております債務負担行為の全体につきましては、予算書の214ページから217ページに掲載をしているところでございます。 次に、7ページの第3表地方債でございますけれども、今年度、起債を起こす内容につきましては、そこに記載しているとおりでございまして、この地方債の現在高等につきましては、予算書の一番最後のページに現在高の一覧表がございますので、そちらを参考にしていただければというふうに思っております。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  先ほど財政部長から、マイナス0.8%の減額を見込んで予算を作成したとおっしゃったんですけど、今の経済状況を見て、マイナス0.8%が妥当と言えるのかどうか。というのは、全国的にすごい経済不況と言われている中で、この予算で本当に大丈夫なのかというのをまず確認をしたいんですが。 ◎財政部長吉野哲君)  本市独自で第3次健全化計画の中で、当初はもう少し予算を縮小した形での予算の計上を計画しておりました。それと、現在の経済状況にかんがみまして、議会にもお願いをして、2次補正にかかわる分とか市独自の経済対策を平成20年度の補正予算の中で計上させております。その中でも、21年度分をいわゆる前倒しという形で組んでいる部分もございますが、その部分につきましては、21年度の当初予算のときもある程度考慮いたしまして、そのまま、21年度分を前倒ししたから、その分を引くんだということではなくて、その分もある程度加味したところで予算を組ませていただいております。 それと、2億5,000万円、前年度の当初予算と比較しますと、ちょっと落ち込んでおりますけれども、大きな要因としましては、例えば土木費関係公営住宅建設事業あたりが、昨年と比べますと、当初7億5,000万円ほどその経費も組んでおりましたので、その部分が落ち込んだとかいう状況もございます。その他、扶助費等もふえておりますけれども、なるべく、そういった今の経済状況等にも配慮した形で当初予算は組ませてもらっております。その結果として0.8%の減とはなっておりますけれども、当初、基金の繰り入れ健全化計画上は6億3,000万円程度の取り崩しの中で21年度の予算は編成をしたいと考えておったわけですけれども、先ほど申しましたように、8億4,000万円の取り崩しを行って予算を組ませていただいたというところでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  実は、相当市民の方々も心配しておられるのが、工業団地事業所のいろんな収入が相当減るんじゃないかと、そこら辺はどれぐらい見込んでいらっしゃるのかなというのがあるんですけど。 ◎財政部長吉野哲君)  先ほども申しましたように、法人市民税の影響が2億8,000万円の減と見込んでおります。ですから、法人市民税の全体としましては、前年度と比べますと、30%程度の減を見込んでおります。その他、経済対策としましては、国の動向もいろいろございますけれども、当初予算だけではなくて、状況によっては補正でもまたお願いをすることも考えられるのではないかというふうに思っております。 ◆17番(松崎鈴子君)  相当倒産も出てくるんじゃないかと、いろんなことが言われている中で、この収入見込みというのがかなり厳しいのかなと思っていますが、減らしてはあるんですよね、確かに私も見て。しかし、国から来るのも少し減っているんじゃないかなと思うんですけど、国、県の交付税としてちょっと3億円ぐらい減ですかね。これはやっぱり税源移譲があって、この交付税減というのは出てくるのですか。 ◎財政部長吉野哲君)  この部分につきましても、国としましても、今の状況の中で交付税総額を、通常の交付税総額の算定の別枠で1兆円の増をしております。これはある程度重点的に地方に配分をするという形で組んでおるんですけれども。本市の場合には、いろんな事情がございまして、合併とか、人口につきましては、よそは減少をしているんですけれども、大村市の場合は逆にふえているという状況もございます。そういった中で、交付税の算定上、大村市の配分がそこまでないと。 それとあわせて、本市の場合は、過去に事業をしました起債に対する償還の交付税措置の分がもう切れる部分が非常に大きくて、その部分が大きく影響をしまして、全体としてはふえているんですけれども、本市としてはやはり減を見込まざるを得ない状況でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  当初予算の概要の中の7ページですが、ここで民生費が増だ、増だとおっしゃったんですけど、19年度とか18年度のパーセントから見ると、21年度は減っていますよね、パーセントとしては。ということは、いろんなものが、確かに生保はふえるかもしれんけど、ほかのものをカットされているというふうに見ていいんですか。 ◎財政部長吉野哲君)  この構成比だけで若干落ちているから削ったとか、そういった部分ではなくて、これは他の費目の影響もございます。他の費目で特別にふえたりとか、そういったこともございますので、ここにグラフを掲載しておりますけれども、これはある程度大まかな動きを、こういうふうに動いているんだという部分を御認識いただくために掲載をしております。ですから、扶助費等につきましては、基本的には義務的な経費でございますので、必要な部分につきましては、それなりの予算措置はさせていただいているつもりでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  説明書の11ページに重点6項目というのが出されているわけですけれども、今おっしゃったように、全体に占めるパーセントはいろんな条件があるからと言われるんですが、私たち市民としては、福祉がないとあすは生きていけないわけです。確かに健康づくりは入っているんですけれども、新幹線とか中心市街地とか、そういうのがトップに来ているということは、これは各課からの提案でこういうことになってきているということですか。 ◎財政部長吉野哲君)  21年度の予算を調製するに当たりましては、各部に、現在、枠配分方式で予算を配分をして、それで各部でそれぞれ調整をしてもらうようにしております。そういった中で、枠配分そのものは前年度と比べますと約10%近くの減をしておるところなんですけれども、扶助費とか、そういったものは枠外で別個に必要な部分について査定をさせていただいております。そういった組み方をしております。 それと、通常、義務的に行わなければならない事業とは別に、特に重点的に21年度に市として取り組むべき事業という部分がございます。そういったものがこの重点項目ということで掲げております。ある程度ここに予算の重点的な配分をしておりますけれども、ただ、重点的といいましても、何億もここに投入するだけの余裕はございませんので、ちょっと通常の額よりも若干多目という形の予算の配分をしているところでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  通常の予算よりもちょっと配分しただけだと、重点項目としてはそれぐらいのものだとおっしゃるんですけど、もっとこの中に入れてほしいと私が思ったのは、子育てと教育支援というのはやっぱり一番住みやすいまちづくりの第1項じゃなかろうかと思ったんですよ。何でそれが上がってこないのかなと。子育て支援というのが若い人たちが住みやすいまちづくりの第1項じゃなかろうかと思うんですけど、それは全然上がってこなかったと言っていいんですか。 ◎財政部長吉野哲君)  そういった部分も含めまして、今年度の補正で、緊急経済対策あたりについても、そういった部分の環境の整備とか、そういったものにも十分考慮した形での、配慮した予算としております。 それと、先ほどから何度も言いますけれども、必要な部分とか、そういった子育て支援につきまして必要な部分、それと計画されている部分につきましては、十分予算を配分しているというふうなことで御理解いただきたいと思います。 ◆1番(神近寛君)  同じく重点項目の中で、現状、非常に雇用が厳しい状況になっているのですが、この6つの重点項目の中に産業の振興と雇用の拡大があります、30万円。当然、緊急経済対策との関連もあるかとは思いますが、これで本当に重点と言えるのかなと、数字を見ただけではそういう気がするんですが、いかがでしょうか。 ◎財政部長吉野哲君)  これは基本的に市として取り組むべき重点項目を掲げておりまして、だから、その部分につきまして予算をどの程度あわせて計上していくかという部分もございます。ソフトの部分も当然ございますし、支援の仕方はいろいろあろうかと思います。 それと、雇用関係につきましては、特に市独自でなかなか踏み出すというのは非常に厳しいものがございます。基本的には国、県の施策と一体となって進めていかなければ、市独自ではなかなか難しい部分がございます。そういった中で、国も緊急雇用対策を実施をしようとしているところですけれども、それらの関連法案が本日成立するという状況もございまして、若干おくれているんですけれども、それらとあわせて、もう少しそれらがはっきりすれば、市としても新たにいろんな雇用とか、民間を活用した雇用とか、そういったものについては、また予算化を図ってまいりたいというふうに思っております。
    ◆3番(馬場重雄君)  循環型社会の実現というようなことで、水資源保全調査事業、これは委託料だろうというふうに思うんですけれども、保全と書いてあるんです、保全調査事業と書いてあるんですが、保全も大事だと思うんですけれども、開発という部分はないんですか。 ◎副市長(久保一雄君)  水資源総合対策事業として、当然保全もそうですけれども、まず、今年度、調査解析業務を行うということで費用を上げさせていただいております。まず、現状はどうなのかということと、当然新しい資源の開発ということも念頭に置いた上での調査解析ということでございます。 ◆3番(馬場重雄君)  多分、水道局でも、何年か前からこのことについてはずっと研究をされてきとると思うんです。その辺との兼ね合いもあると思うんですけれども、あえてこの時点で600万円もかけて調査をされるという真意がよくわからんのです。その辺のところを、もし水道局で何か答弁があれば聞かせていただきたいなと思うんですが。 ◎水道局次長(朝長定君)  私どもは私どもで、安定的な供給をということを前提に、いろいろと計画をしております。何よりもこの4年間、毎年毎年、渇水渇水ということで御迷惑、御心配をおかけしておりますし、そういうことを踏まえて、新規水源の確保あるいは休止水源の再利用というようなことで、少しでも安定的な水源の確保というものを図ってまいりたいと思っておりますので、その点につきましては、私どもは21年度以降の予算の中で予定をさせていただいております。 ◆3番(馬場重雄君)  もう少しその辺はタイアップしてもいい部分じゃないかと思うんです。企画も立てられたということは、ある程度は水道局とも折衝された結果だとは思うんですけれども、数年前に水資源を外部に求めるというようなことでもかなり研究をされたと思うんです。県とも折衝されたように聞いておるんですけれども、その辺との兼ね合いはどうなるんですか。 ◎水道局次長(朝長定君)  先ほど副市長が申しました委託関係につきましては、これまで市長も答弁をしているとおり、関係課でプロジェクトをつくって、その中で、私どもも担当課長、職員が入った形で、今後の計画づくりというものに今着手をしておりますので、その辺は庁内で連携をとった形を今後も進めていくということにしております。 それから、今、議員がおっしゃった問題につきましては、一昨年あたりの非常に厳しい水事情のときに種々検討はいたしましたけれども、やはりいろいろな法的な問題ですとか、県を越えた難しさ等々がございまして、現在のところは、その問題は私どもとしては考えておりません。非常に実現性も困難ということもありますし、即効性といいますか、そういう点でも非常に難しいということもございまして、やはり市域内でどうしようかということの中で、先ほど申しましたような対策で幾らかでも確保したいということで進めていきたいというふうに思っております。 ◆3番(馬場重雄君)  現実問題として、非常に難しい状況に来ておるんだろうと思うんです。果たして内部的なことだけをやって、今の状況を打破していける、また将来展望が開けるというのは、ちょっと疑問に感じる部分もあるんですけれども。やはり新たな水源をほかに求めるといいますか、そういうものも含めて一緒にやるべき問題じゃないかなというふうに思うんですが、その辺はどうなんですか。 ◎副市長(久保一雄君)  今まで答弁しておりますように、まず一つは、市長部局だけではなくて、水道局も含めて、総力を挙げて調査研究に取り組みたいと思っております。 それと、名称は、先ほど申し上げましたように、保全ということになっていますけれども、保全だけではなくて開発も含めて、今後、大村の将来を見据えて、どうやって水を確保していくかということを総合的に調査研究をやっていきたいと思っております。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は各常任委員会に付託します。 なお、各常任委員会付託内容は、配付しております分割付託表によって御承知願います。 日程第2、第20号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部長田中久美子君)    ----------------------------- △第20号議案 平成21年度長崎県大村市国民健康保険事業特別会計予算   -----------------------------でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ88億730万9,000円と定めるものでございます。 第1表歳入歳出予算につきましては、2ページ、3ページに記載のとおりでございます。第2条は、歳出予算の流用できるものについて記載をしているものでございます。 それでは、2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算でございます。主なものを説明いたします。 まず、歳入でございます。 1款1項国民健康保険税は、74歳までの一般及び退職被保険者等の国民健康保険税で、急速な景気悪化の影響に伴いまして、前年度比18.1%減で見込んでおります。 3款1項国庫負担金の主なものは、療養給付費等の負担金でございます。 3款2項国庫補助金及び4款2項県補助金は、国及び県の財政調整交付金で、保険税収の減少を補うための交付金が増加される見込みでございます。 4款1項県負担金は、保険財政の不安定を緩和するための高額医療費共同事業負担金及び特定健診等の負担金でございます。 5款1項療養給付費交付金の前年度比10.3%減は、65歳以上の退職医療被保険者が一般被保険者に移行したためでございます。 6款1項前期高齢者交付金は、平成20年度に実施された医療制度の変更により、算定の対象となる期間や算定に用いる単価が伸びていることから、前年度比22.7%増を見込んでおります。 それから、7款1項共同事業交付金は、高額な医療費の支出により保険者の財政を圧迫するのを緩和するための交付金でございます。 9款1項他会計繰入金は、事務費等や財政安定化支援のための一般会計繰入金及び保険基盤安定負担金でございます。 次に、3ページをお願いいたします。歳出でございます。 3款1項の老人保健拠出金は、平成19年度で老人保健医療制度が廃止されたことによりまして、精算処理のみとなったため、減少しております。 5款1項後期高齢者支援金は、後期高齢者医療事業への支援金で、前年度比11.5%増でございます。 6款1項病床転換支援金は、療養病床を老人保健施設等へ転換を進めるための助成費でございます。 9款1項の保健事業費の主なものは、特定健康診査等費でございます。 以上、歳入歳出ともに88億730万9,000円、前年度比1.1%増でございます。 御審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  3ページですが、出産育児諸費というのが昨年よりは減っていると思っているんですけど、これは出産する人が減るということでしょうか。 ◎福祉保健部長田中久美子君)  出産する人というよりも、前年度ちょっと多目に見積もっておりましたので、今年度の--20年度の実績に応じて、このように上げさせていただいております。 ◆17番(松崎鈴子君)  もう1点ちょっとよくわからなかったので、済みません。何か老人保健が合併されたというふうに聞こえたんですけど、老人保健がどうなったということでしょうか。 ◎福祉保健部長田中久美子君)  平成19年度で老人保健医療制度が廃止になりましたので、一応このような形で精算処理だけです。後で老人保健事業については御説明をいたしますけれども、その分でございます。 ◆1番(神近寛君)  歳出の6款1項病床転換支援金ですが、今年度見込まれている病床の転換は何床ぐらいあるんでしょうか。 ◎福祉保健部長田中久美子君)  今のところ、市ではちょっとそれについてはわかっておりません。 ◆1番(神近寛君)  わかっていなくて、こういう予算立てができるということですか。 ◎福祉保健部長田中久美子君)  国が療養病床の転換を進めておりますけれども、長崎県下でもそのあたり、医療計画の中で進めております。ただ、大村市としての、どのようにされるかはわかっておりませんが、支援金といたしましては、制度改正で人数に対して34.72円ということで国から単価が示されております。それで、このような形で病床転換支援金を出すようになっております。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第3、第21号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部長田中久美子君)    ----------------------------- △第21号議案 平成21年度長崎県大村市老人保健事業特別会計予算   -----------------------------でございます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,324万円と定めるものでございます。 第1表歳入歳出予算につきましては、2ページ、3ページに記載のとおりでございます。 歳入歳出予算の総額が前年度よりも7億2,903万2,000円、95.6%減となっております。これは老人保健事業が平成19年度をもって廃止されまして、平成20年度から後期高齢者医療制度がスタートしたことによりまして、21年度は老人保健事業の医療給付費の病院からの請求おくれ等の分の精算が主なものとなっております。なお、審査、過誤請求等の関係から、この老人保健事業特別会計は平成22年度末の平成23年3月まで設置することとなっています。 それでは、予算書の2ページをお願いいたします。歳入でございます。 1款1項支払基金交付金は、医療費交付金と審査支払手数料交付金でございます。 2款1項の他会計繰入金は、一般会計繰入金で、医療費が主なものでございます。 歳出でございます。 2款1項の医療諸費は、医療給付費が主なものでございます。 以上でございます。御審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  よくわからないんですけど、老人保健証というのも今発行されていますし、70歳以上75歳未満の者は持っているわけですよね、老人保健証と国民健康保険証と、2つ発行されているんですよ。それで、なくなったと言われても、どう違うのかなと、そこら辺がちょっとわかりませんけど。 ◎福祉保健部長田中久美子君)  制度の改正で老人保健事業はもう廃止になりまして、老人保健証自体がもうなくなっております。だから、20年度から後期高齢者医療制度に75歳以上は移っておりますので、もう国保として見ております。 ◆17番(松崎鈴子君)  済みません、私はその老人保健証を持っているものですから、ごめんなさい。病院に行ったら2つ出しなさいと言わすとですよ。両方出しなさいって。いや、国保だけでいいでしょうと言ったら、いえ、もう一つの保健証も出してくださいって言われるんですよ。それで、あるんですよ、現に。だから、それをどう皆さんに説明していいのかなと思って。21年度はもうその保健証は出ないと、出さないということでいいんですか。 ◎福祉保健部長田中久美子君)  もう20年度から確実に廃止しておりますので、20年3月までの医療費の分がずっとこんなにして精算で入ってきておりますので。だから、今年度も、20年3月まで使われた医療費のいろんな精算ですね、そういうものが医療機関からおくれてきたりするもの、そういうようなものがこのような形で精算処理として今年度上げさせていただいております。 ◆17番(松崎鈴子君)  そしたら、例えば私が病院に行ったら、私は、国保じゃなくて老人保健で請求されているのかなと思っていたんですけど、それは違ったということでいいんですか。とにかく保健証は、発行されたものを持っています。だから、それは現在あるということ。両方出すということは、いずれにしても今も老人保健で病院は請求されているんじゃないですか、70歳から75歳未満の人は。 ◎国保けんこう課長(森慎二君)  議員が今おっしゃられた保険証を2枚出されているということですけれども、国民健康保険証と高齢者の受給者証というのがあります、負担割合を示したものがですね。その分です。老人保健証ではございません。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第4、第22号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部長田中久美子君)    ----------------------------- △第22号議案 平成21年度長崎県大村市後期高齢者医療事業特別会計予算   -----------------------------でございます。 昨年4月から後期高齢者医療制度がスタートし、後期高齢者医療事業は長崎県後期高齢者医療広域連合が行っておりますが、保険料の徴収など各市町村で行う業務を大村市後期高齢者医療事業特別会計で実施しております。 第1条、歳入歳出予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ7億3,042万5,000円と定めるものでございます。 第1表歳入歳出予算につきましては、予算書の2ページ、3ページで主なものを説明いたします。 歳入でございます。 1款1項後期高齢者医療保険料については、平成20年度の制度改正で低所得者世帯に対する軽減措置が拡充されたことにより、前年度比8.4%減となっております。 3款1項一般会計繰入金の主なものは、保険基盤安定繰入金と事務費繰入金でございます。 歳出でございます。 1款1項総務管理費は、給与費等の一般管理費でございます。 2款1項後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収した保険料と広域連合への共通経費負担金が主なものでございます。 以上でございます。御審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第5、第23号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部理事障害福祉課長朝長靖彦君)    ----------------------------- △第23号議案 平成21年度長崎県大村市介護保険事業特別会計予算   -----------------------------でございます。 まず、第1条でございます。介護保険特別会計を保険事業勘定と介護サービス事業勘定に分けて計上しております。保険事業勘定の歳入歳出予算総額を46億6,498万9,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算総額を5,588万3,000円にいたしまして、合計47億2,087万2,000円で、対前年度比5.1%増となっております。 歳入歳出予算の款項の区分及び区分ごとの金額につきましては、2ページから5ページまでの第1表歳入歳出予算に記載のとおりでございます。第2条は、歳出予算の流用できるものについて定めております。 それでは、介護保険事業特別会計の予算書で主なものを御説明いたします。 2ページをお願いいたします。まず、保険事業勘定の歳入でございます。 1款保険料は、第1号被保険者の保険料でございます。前年度に比べ1億3,613万4,000円、率にして14.6%減少しております。これは平成18年度から平成20年度までの第3期介護保険事業期間に想定をしておりました給付費が予定を下回ったため、1号保険料の一部を介護保険基金に積み立てております。この基金を取り崩すことにより保険料を抑えることができたものでございます。 次に、3款1項国庫負担金は、介護給付費国庫負担金でございます。前年に比べ7,989万円、率にして11%増加しております。 次に、4款1項支払基金交付金の主なものは、介護給付費交付金で、第2号被保険者である40歳以上60歳未満の人の保険料でございます。前年に比べ8,323万6,000円、率にして6.7%増加しております。 5款1項県負担金は、介護給付費の県負担金でございます。前年に比べ5,315万2,000円、率にして9.4%増加しております。 3款から5款までで増加している主な理由といたしましては、介護給付費見込額の増によるものでございます。 次に、7款1項一般会計繰入金は、介護給付費の12.5%と職員給与費等を一般会計から繰り入れるものでございます。前年に比べ5,133万4,000円、率にして7.5%増加しております。7款2項基金繰入金は、介護保険基金繰入金7,766万1,000円と、介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金2,503万円でございます。これは主なものといたしましては、1号保険料の不足を補うものと、処遇改善の特例交付金の広報等を行う予算でございます。 次に、歳出でございます。3ページをお願いいたします。 1款総務費は、1項の総務管理費、一般職11人分の給与費及び事務費等と、3項の介護認定審査会費が主なものでございます。 2款の保険給付費は、要支援、要介護者に対して介護保険サービスを提供するものです。前年に比べまして4億936万1,000円、率にして10.3%増加しております。増加要因の主なものは、介護サービス等諸費のうち、在宅介護サービス給付費、地域密着型介護サービス給付費、施設介護サービス給付費及び居宅介護サービス計画給付費と、介護予防サービス等諸費のうち、介護予防サービス給付費等が主なものでございます。なお、平成20年度12月補正後と比べますと、2億4,038万9,000円、率にして5.8%増加していることになります。 3款1項介護予防事業費は、生活機能が低下している特定高齢者及び一般高齢者に対する介護予防事業でございます。3款2項包括的支援事業・任意事業費は、地域包括支援センターにおいて実施をする介護予防に関するマネジメントや高齢者の総合相談事業等でございます。 5款基金積立金は、現在の基金の利息を介護保険基金に積み立てるものでございます。 財政安定化基金拠出金は、県の財政安定化基金が潤沢にあるため、皆減されております。 公債費も、同じく安定化基金からの借入金の償還が終了したため、皆減しております。 以上、保険事業勘定の歳入歳出予算総額は、それぞれ46億6,498万9,000円でございます。前年に比べて5.3%の増加になります。 次に、介護サービス事業勘定でございます。4ページをお願いいたします。 まず、歳入ですけれども、1款1項介護予防給付費収入は、介護予防サービス計画の策定収入でございます。前年に比べ232万6,000円、率にして7.4%増加しています。主な理由は単価の見直しによるものでございます。 2款1項一般会計繰入金は、1款のサービス収入は5ページの指定介護予防支援事業費の事務費の財源に充てますけれども、不足分を一般会計から繰り入れるものでございます。前年に比べ669万8,000円、率にして23.5%減少しております。主な理由は、歳入の介護予防給付費収入の増と、歳出の指定介護予防支援事業費の減によるものでございます。 次に、歳出でございます。5ページをお願いいたします。 1款事業費は、指定介護予防支援事業費で、保健師2名、ケアマネジャー等19名分の給与費及びケアプラン作成委託料等の事務費でございます。前年に比べ477万4,000円、率にして7.9%減少しています。その理由は、保健師の異動による給与費等の減と、プランの作成等の委託料の減によるものでございます。 以上、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算額は、それぞれ5,588万3,000円でございます。前年に比べ7.3%の減少になります。 以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  私どもとしては、やっぱり介護に陥る前の介護予防の方が非常に重要じゃないかと思うんですけど、これが減少したということは、そういう該当者が少なくなったというふうに考えていいんですか。 ◎福祉保健部理事障害福祉課長朝長靖彦君)  減少したとは考えておりません。ただ、新しい事業といたしまして認知症への新たな取り組みとかも計画をしておりますので、随時、必要に応じて予算等についても対応していきたいと。ただ、特定高齢者の関係の健診(63ページで訂正)の部分が思ったよりも伸びておりませんので、これについてもPRをして、健診をしていただくように進めていきたいと思っております。介護保険事業における健診です。 ◆17番(松崎鈴子君)  さっき、ちょっと聞いていて、あらっと思ったんですけど、保健師さん2名おられた人が1名異動されたんですか。これは仕事量が減って異動されたんですか。 ◎福祉保健部理事障害福祉課長朝長靖彦君)  若い職員が入って、少し中堅の職員がよそに転出になったという形でございます。入れかわりです。内部での異動でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  人員が減ったわけじゃなくて、入れかわりで減額したということですね。 ケアプラン委託費の減というんですが、これは人間が減っていない限り、ケアプランは必要なんじゃないですか。 ◎福祉保健部理事障害福祉課長朝長靖彦君)  これは今、包括支援センターのケアマネジメントを行うパート職員の数がふえております。それで、なるべく自前で、包括支援センターで行うような方向で進めておりますので、その分で委託の部分が減ってきているということになります。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第6、第24号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部理事市民病院課長(森信一郎君)    ----------------------------- △第24号議案 平成21年度長崎県大村市病院事業会計予算   -----------------------------でございます。 第1条は省略します。第2条業務の予定量は、記載のとおりです。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額であります。病院事業収益は3億7,479万1,000円でございます。第1項医業外収益の3億7,479万1,000円は、一般会計からの繰入金であります。病院事業費用は5億1,180万8,000円であります。第1項医業費用は、退職手当組合負担金や減価償却費が主なものであります。第2項医業外費用は、起債の利息であります。第3項特別損失は、過年度損益の修正損であります。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございます。資本的収入は1億1,572万2,000円で、他会計負担金であります。資本的支出は2億432万1,000円で、企業債の元金償還金でございます。 第5条は、一時借入金の限度額を5億円に定めるものであります。 第6条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費でございます。 以下は附属書類でございますので、説明を省略させていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第7、第25号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎競艇企業局次長平野精一郎君)    ----------------------------- △第25号議案 平成21年度長崎県大村市モーターボート競走事業会計予算   -----------------------------でございます。 1ページをお願いいたします。第1条は省略させていただきます。 第2条、業務の予定量についてでございますが、開催日数で申し上げますと、大村競艇場自場開催のレース日数が前年度同様の186日開催でございます。場外発売の受託分でございますが、SG、GI等の競走で126日間でございまして、合計しますと、年間の営業日数は312日間でございます。場間場外発売の受託分でございますけど、延べ531日を予定しております。うちリレーナイター発売は236日を予定しております。場間場外発売の委託分でございますが、第13回競艇祭競走6日間、開設57周年記念競走の6日間、その他の競走を延べ99日間として、合計104日分を他の競艇場及び各ボートピア等々の場外発売場にお願いをするものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入は、第1款モーターボート競走事業収益455億2,447万7,000円でございます。その内訳でございますが、第1項営業収益454億7,061万7,000円、主なものは、舟券収益、特別発売収益、入場料等のその他営業収益でございます。次に、第2項営業外収益5,385万9,000円でございますが、主なものは、売店と食堂の使用料、預金利息、雑収益などでございます。次に、第3項特別利益は存目でございます。 支出でございます。第1款モーターボート競走事業費用453億2,038万2,000円でございます。その内訳でございます。第1項営業費用452億9,239万円、主なもの、舟券の払戻金、報賞金、公納付金、賃金、特別発売の実施費、専用場外の発売の実施費、減価償却費、資産減耗費などでございます。次に、第2項営業外費用799万1,000円でございます。主に消費税と企業債の償還利息でございます。第3項特別損失は存目でございます。第4項予備費は2,000万円で、昨年と同額を計上しております。以上、3条収益的収支でございます。収入455億2,447万7,000円に対しまして、支出453億2,038万2,000円でございますので、差引収支額2億409万5,000円の利益を見込んでおります。 続きまして、第4条資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款資本的収入4,680万7,000円でございます。その内訳は、第1項固定資産売却代金は存目でございます。第2項建設改良負担金4,680万6,000円でございます。内訳は、発売システム集計装置集約化の負担金でございます。 支出でございますが、第1款資本的支出5億981万9,000円でございます。内訳でございますが、第1項建設改良費3億2,855万円で、主な工事は、大型映像装置改修などの場内の各施設の改修補修工事、それと本年度工事実施に変更をいたしました競艇発祥の地記念館新設事業でございます。加えて、発売システム集計装置の集約のための機器購入費の合計でございます。第2項投資は存目でございます。続きまして、第3項企業債償還金8,126万8,000円でございますが、平成15年度の借り入れ分、平成16年度の借り入れ分、平成17年度の借り入れ分、平成18年度の借り入れ分の元金の償還額でございます。第4項予備費1億円、昨年と同様に計上しております。 資本的収入から資本的支出を差し引いた不足分4億6,301万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用できない経費といたしましては、記載のとおりでございます。 第6条でございます。たな卸資産の購入限度額は、記載のとおりでございます。 以下は附属書類でございますので、省略させていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆3番(馬場重雄君)  1点だけ、建設改良費です。競艇発祥の地記念館をつくられるということですけれども、つくることに何か大村ボート場として、魅力、メリットがあるんですか。 ◎競艇事業管理者遠藤謙二君)  競艇殿堂という取り組みを、これは名人戦をいただいたときから始めて、今、競艇殿堂入りした人たちを顕彰しておりますが、そういったものも含めて、開設当初からの写真とか、いろんな資料をたくさん保存しております。そういったものを展示をして、全国の競艇ファンあるいは日ごろお越しになるお客様に何回も繰り返し見ていただこうと、そういうことで計画をしているところです。 ◆3番(馬場重雄君)  例えば施設改善の記念レースとか何とか、そういうものに結びつかないんですか。そういうものはないんですか。 ◎競艇事業管理者遠藤謙二君)  施設改善については、20億以上の投資をしてダイヤモンドカップというGI競走を報償的にいただくようになっているんですが、その基準に達しませんので、それはGIレース等を誘致できる条件ではありません。ただ、やはり競艇発祥の地ですから、存在を誇示するといいますか、アピールするといいますか、そういった効果はあろうかと思います。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は経済文教委員会に付託します。 しばらく休憩いたします。 △休憩 午前11時02分 △再開 午前11時14分 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 福祉保健部理事から訂正の申し出があっております。 ◎福祉保健部理事障害福祉課長朝長靖彦君)  発言の訂正を申し上げます。 高齢者の健診と申し上げた部分なんですけれども、正式には生活機能評価というのが正式名称でございます。失礼いたしました。 ○議長(里脇清隆君)  日程第8、第26号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎水道局次長(朝長定君)    ----------------------------- △第26号議案 平成21年度長崎県大村市簡易水道事業特別会計予算   -----------------------------でございます。 1ページをお願いいたします。第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億3,633万円と定めるものでございます。 第2条地方債は、第2表地方債により説明をいたします。 2ページでございます。歳入でございますが、1款1項負担金は、道路改良などに伴う配水管等の移設工事負担金でございます。 2款1項は簡易水道使用料で、対前年度124万9,000円、3.7%の減となっております。2項は工事検査手数料。 3款1項他会計繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。 5款1項雑入は、加入金12件分でございます。 6款1項簡易水道債は、新規水源開発に伴う起債でございます。 以上、歳入合計4億3,633万円でございます。 歳出でございますが、1款1項簡易水道事業費は、簡易水道の維持管理に係る経費と、北部大村地区新規水源開発事業費でございます。 2款1項公債費は、起債の元利償還金でございます。 以上、歳出合計4億3,633万円でございます。 4ページの第2表地方債でございますが、北部大村地区新規水源開発に係る借り入れ分で、内容は記載のとおりでございます。 以下、附属書類でございますので、省略をさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  全部にかかわると思うんですが、31ページの、これは委託のためのあれだと思うんですが、20年度までで終わるので、21年度からまた新たに3年分と、こうなっているんですが、随契でずっといかれると。全部そうなんです、上水も下水もこうなっているんです。前年と同じ額をずっと3年分計上してあるかなと思うんですが、ここはそのまま今の会社に随契ということでの予算上程でしょうか。 ◎水道局次長(朝長定君)  上程のときに説明をしておりますように、それぞれ5年間の契約ということで委託業務をしているわけですので、したがって債務負担行為ということで掲載をしているものでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  5年後はまた別と、そのときは入札があり得るということで考えていいんですか。 ◎水道局次長(朝長定君)  そのとおりでございます。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 日程第9、第27号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎水道局次長(朝長定君)    ----------------------------- △第27号議案 平成21年度長崎県大村市水道事業会計予算   -----------------------------でございます。 1ページをお願いいたします。第1条は省略をいたします。 第2条は、業務の予定量を定めたもので、記載のとおりでございます。給水戸数は対前年度1.4%の増、年間総給水量及び1日平均給水量はそれぞれ5.7%の減となっております。また、主要な建設改良事業は、老朽管布設がえや松原配水池改修などの整備事業を予定いたしております。 第3条は、収益収入及び支出の予定額を定めたものでございます。収入の第1款水道事業収益は、料金収入が主なもので、対前年度1,289万4,000円、0.6%の増となっております。第1項から第3項まで記載のとおりでございます。 支出の第1款水道事業費用は、対前年度1,604万9,000円、0.8%の増となっております。第1項から4項まで記載のとおりでございますが、営業費用の主なものは、上水道施設等運転管理業務ほかの委託料や、下水道工事、電線共同溝工事などに伴う修繕費、減価償却費など、営業外費用の主なものは、企業債利息でございます。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収支で不足する額を記載のとおり補てんするものでございます。 2ページをお願いいたします。収入は、第1款資本的収入が対前年度1億5,790万5,000円、30.3%の減となっております。第1項から第7項まで記載のとおりでございますが、主なものは、企業債、加入金などでございます。 支出は、第1款資本的支出が対前年度1,455万3,000円、1%の減となっております。第1項から4項まで記載のとおりでございますが、第1項建設改良費は、松原配水池改修や坂口浄水場監視カメラ設備の新規事業などで、対前年度1億7,589万5,000円、68.6%の増となっております。また、第2項企業債償還金は、保証金免除繰上償還の減により、対前年度1億5,862万2,000円、14.7%の減となっております。 第5条は、企業債の限度額を記載のとおり定めたものでございます。 第6条は、一時借入金の限度額を5億円と定めたものでございます。 第7条及び3ページの第8条は、予算の流用について記載のとおり定めたものでございます。 第9条は、一般会計からの補助金の額を記載のとおり定めたものでございます。 第10条は、たな卸資産の購入限度額を5,000万円と定めたものでございます。 以下、附属資料でございますので、省略をさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  最初の1ページですけれども、戸数がふえて予定をされているのに、給水量を減らして予定されているのは、どういうことでそういうふうに予算化されたんでしょうか。 ◎水道局次長(朝長定君)  これ20年度もそういう状況でございますが、節水効果といいますか、あるいは通常どちらの水道事業にあっても料金改定の翌年はなかなか伸びにくいという実態があるようでございますが、今年度3月以降、ずっと実績を見てみますと、大体26トン以上の月使用量です。26トン以上の御家庭においての実績が前年度を下回っております。そういうことを踏まえて予測をした結果が、全体の給水戸数としてはふえるけれども、給水量としては落ち込むと、そのような見込みをしております。 ◆17番(松崎鈴子君)  ということは、料金が上がる前は、みんな、じゃんじゃん使っていたけど、料金が上がったから節水するだろうということを見越して、こういうことになされたというふうに受けとめられたんですけど。そしたら、収入がそんなにふえていないというのも、料金は上がったけれども、水は使わないから、これぐらいの収益だろうという見込みをされたと考えていいんですか。 ◎水道局次長(朝長定君)  先ほど申しましたような理由で、料金収入は6,400万円ほどの前年比減になるわけですけれども、先ほども少し申し上げたように、新たな下水道工事あるいは電線共同溝工事などに伴う工事負担金のいわゆる収入が8,000万円を超えるほどの金額になっておりまして、そういうトータルで考えますと、前年比、若干の収入としては増になっているという内容でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  来年度は下水管布設とか、配水管整備事業とかというのは、かなり20年度よりは少なくなると思っていいんですか。負担金が減るだろうということは、加入する人が減るというのか、それとも延長線が減るというのか。 ◎水道局次長(朝長定君)  そういうことではございません。いわゆる下水道工事に伴って、水道管、配水管の布設がえなどが生じます。そういうときに、下水道会計から負担金としていただくわけです。あわせて、今年度、これは初めてのことなんですが、国が国道34号線沿いに、歩道部分になるわけですが、そこに電線共同溝というものを工事をいたしますので、そういう工事に伴った配水管等の布設がえ工事が生じると。したがって、その分の負担金が8,000万を超えるほどの収入となって計上しているということで、この共同溝に限っていえば、単年度では終わらないようでございますので、22年度も幾らかの計上にはなろうかと思いますが、20年度までなかったものでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  そういう布設がえのための負担金だけであって、例えば、まだ下水管を延ばすとか、上水管を入れかえるとかというのは必要だろうと思うんですが、これは上水道ですから、上水道の水道管、老朽管とか、そういうものの工事としてはこの1億2,316万と考えていいんですか。 ◎水道局次長(朝長定君)  主要な事業、先ほど申し上げましたように、老朽管布設がえ等々の管の工事、それから21年度につきましては松原配水池の改修というものがございますので、それは4条予算の建設改良費というところに計上しておりますが、全体工事費でいえば、そういう布設がえ工事等も含めて3億5,000万弱の予定をいたしております。 ◆3番(馬場重雄君)  直接予算には関係ないんですけれども、昨年の暮れ、松原のペプシの余り水を水道に繰り入れをされましたですね。あれで昔あった池の川水源の水位が上がってきておるわけですけれども、要らん効果だったなというふうに思うんですが。ただ、大村市内にああいう使わんで垂れ流しになっている水源かれこれというのは、ほかにもあるんですか。 ◎水道事業管理者(津田学君)  そのような水源は、今のところ水道局としては把握しておりませんけれども、もう現に農業用水で使ってない井戸ですね、こういうものについては機会があれば相談をしていくというようなことで、水源確保に努めていきたいと思っております。 ◆3番(馬場重雄君)  限られた水源だと思うんです。やはり大事にせにゃいかんということから考えれば、そういうものを調査してみる必要もあるんじゃなかろかと思うんですけれども、その辺の方向性についてちょっと。 ◎水道事業管理者(津田学君)  おっしゃるように、そういうむだに捨てておられるような水源がございましたら、相談できるものについては積極的に取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 日程第10、第28号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎水道局次長(朝長定君)    ----------------------------- △第28号議案 平成21年度長崎県大村市工業用水道事業会計予算   -----------------------------でございます。 第1条は省略をいたします。 第2条は、業務の予定量を定めたもので、記載のとおりでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入の第1款工業用水道事業収益は、対前年度4,072万8,000円、15.8%の減となっております。第1項から第3項まで記載のとおりでございます。供給先企業の操業低下に伴う水道料金収入や一般会計補助金が減となっております。なお、水道料金に関しましては、現下の厳しい経済環境から、契約水量と操業低下による使用水量の乖離が経営面に与える影響が大きいことを理由に、供給先企業からの要請がありまして、検討の結果、今年度に限り関係条例に基づく減額を行うこととしたためでございます。 支出の第1款工業用水道事業費用は、対前年度1,065万3,000円、4.6%の増となっております。第1項から第4項まで記載のとおりでございますが、営業費用の主なものは動力費や減価償却費、営業外費用の主なものは企業債利息などとなっております。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収支で不足する額を記載のとおり補てんするものでございます。 2ページ、収入は、第1款資本的収入が対前年度1億2,497万3,000円、35.3%の減となっております。第1項から第4項まで記載のとおりでございますが、繰上償還に伴う借換債や県・市補助金が減となっております。 支出は、第1款資本的支出が対前年度9,652万3,000円、25.5%の減となっております。第1項から第3項まで記載のとおりでございますが、新規水源削井関連工事や保証金免除繰上償還の減が主なものでございます。 第5条は、企業債の限度額を記載のとおり定めたものでございます。 第6条は、一時借入金の限度額を3億円と定めたものでございます。 第7条及び第8条は、予算の流用について記載のとおり定めたものでございます。 第9条は、一般会計からの補助金の額を記載のとおり定めたものでございます。 第10条は、たな卸資産の購入限度額を100万円と定めたものでございます。 以下、附属資料でございます。省略をさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 日程第11、第29号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎水道局次長(朝長定君)    ----------------------------- △第29号議案 平成21年度長崎県大村市下水道事業会計予算   -----------------------------でございます。 第1条は省略をいたします。 第2条、業務の予定量を定めたもので、記載のとおりでございます。年度末整備面積は、対前年度52ヘクタール増の2,211ヘクタールとなっております。また、引き続き汚水管布設工事や汚水処理槽の機械電気設備工事などを予定しております。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたものでございます。収入の第1款下水道事業収益は、対前年度5,784万3,000円、2.4%の減となっております。第1項から第3項まで記載のとおりでございますが、そのうち下水道使用料は、主要事業所の操業低下などにより対前年度7,102万7,000円、3.4%の減となっております。 支出の第1款下水道事業費用は、対前年度7,916万8,000円、3.2%の減となっております。第1項から第4項まで記載のとおりでございます。営業費用の主なものは、処理場運転管理業務ほかの委託料、動力費、減価償却費、それから営業外費用の主なものは企業債利息などとなっております。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収支で不足する額を記載のとおり補てんするものでございます。 2ページでございます。収入は、第1款資本的収入が対前年度1億2,981万9,000円、8.4%の増となっております。第1項から第6項まで記載のとおりでございますが、主なものは、汚水処理施設や管渠建設に係る企業債や、国庫補助金などとなっております。 支出は、第1款資本的支出が対前年度1億8,952万円、7.1%の増となっております。第1項から第3項まで記載のとおりでございます。主なものは、建設改良費、それから企業債償還金でございます。 第5条は企業債の限度額を、第6条は一時借入金の限度額を記載のとおり定めたものでございます。 第7条及び第8条は予算の流用について、それから第9条は一般会計からの補助金の額を記載のとおりそれぞれ定めたものでございます。 以下、附属資料でございますので、省略をさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆3番(馬場重雄君)  予算とは直接関係ないわけですが、今後の工事関係ですが、ほぼ北部地域が終われば、計画内区域の工事は全部終わるんだというふうに思うんですよね、下水道に関しては。あと雨水管の問題があろうかというふうに思うんですけれども、その辺の将来に向けての工事計画といいますか、その辺はどういうふうに考えておられますか。 ◎水道局次長(朝長定君)  今おっしゃったとおりでございまして、21年度で汚水管についてはほぼ終わるだろうと。雨水について今後どのようにしていくかということ。それから、これはさきの議会でも管理者からも答弁をいたしましたように、汚水処理事業全体、農集排、合併槽、こういうもの全体を今後どうするかと。いわゆる一元化に向けた検討をして、さらに効率的な運営をと。といいますのが、やはり下水道につきましても、今後、維持管理についての支出というものが非常に大きな問題になろうかと思っておりますので、そういうものも見据えたところで将来計画というものを検討するようにしております。 ◆3番(馬場重雄君)  一つは、市内の土木関係の工事量かれこれにも付随してくると思うんです。やはりこれだけ厳しい状況にあるわけですので、その辺も勘案した計画の立て方といいますか、その辺も考えていただきたいなというふうに思うんですが、その辺はどうですか。 ◎水道局次長(朝長定君)  これは十分認識をしておりまして、水道事業も含め、できるだけコンスタントな発注ができるようにということは考えております。 ◆17番(松崎鈴子君)  あんまり早口で言われるので、さっき言うたばってんってすぐ言われるんですが、ちょっと理解しにくいので。 営業費用が去年より多くなっていると思っているんですが、3条の支出のところが。民間委託をして5年間の債務負担行為が出ているわけですが、その割にはなぜこんなに、何がふえたのかなと思うんですけど、もし理由があれば。 ◎水道局次長(朝長定君)  下水道事業費用につきましては、営業費用につきましては確かに2,171万程度ふえておりますが、主なものといたしましては、やはりこの4月から始めます料金等業務委託、これを初めとした委託費、あるいは減価償却費が対前年度に比べますと2,700万ほど増となっておりますので、もちろん委託をすることによる減と、人件費を含めた減というものもあるわけですが、そのように大きく伸びたという部分がございまして、営業費用につきましては、トータルしますと2,100万ほどの前年比増になっているという状況でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  減価償却費は毎年あるわけですから、この21年度だけが2,700万も増加するというのは、これからもずっとこういうふうになっていくということですか。 ◎水道局次長(朝長定君)  減価償却費については、新しく投資をしていけば、当然その投資をした分、資産がふえた分は翌年度からふえていくわけです。減価償却費がふえるということは、それだけ過去に投資をしているということですので、一定額で行くとは限らないわけです。何も投資をしなければ、そういうこともあるでしょうけれども、ふえるということはまずはそういうことがあると。 ◆17番(松崎鈴子君)  汚水管、雨水管布設工事は、20年度と21年度は余り変わらないです。そうすると、減価償却費もずっとそれまでそういうふうに来ていたと思うんです。そうすると、なぜこの年だけそんなに上がって、これがわざわざ委託したのに、5年分も債務負担行為をしたのに、ここがまた上がるのかというのがちょっと理解できないです。 ◎水道局次長(朝長定君)  委託とは全く関係ないわけです、減価償却費は。それと、減価償却費は、管布設だけではなくて、浄水処理センターの機械設備、電気設備というようなものもあるわけですので、細かく、今、年度変化がどうなるかというところまで御説明できませんけれども、そういう内容があるというふうに御理解いただきたいと思います。
    ◆17番(松崎鈴子君)  減価償却費が上がったから2,100万ぐらい上がっているんですよという説明があったから、そう言っているだけであって、去年も8億の工事費は出ているわけです。ことしも8億あたり、雨水管、下水管、出ているんです。にもかかわらず、債務負担行為をして営業費用を抑えますという話じゃなかったかなと思うんです。にもかかわらず、これが上がったということの主な原因をきちんとしないと、ずっと上がっていくんだったら同じじゃないかということになりゃしませんか。そこのところをしっかり委員会でやっていただきたいと思っています。 以上。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 日程第12、第30号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎水道局次長(朝長定君)    ----------------------------- △第30号議案 平成21年度長崎県大村市農業集落排水事業会計予算   -----------------------------でございます。 さきの議会において議決をいただきましたように、当該会計の特別会計から企業会計への移行に伴いまして、このように新しい様式で説明をさせていただきます。 第1条は省略をさせていただきます。 第2条は、業務の予定量を定めたものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたものでございます。収入の第1款農業集落排水事業収益は、対前年度379万6,000円、0.9%の増となっております。第1項営業収益は使用料、第2項営業外収益は一般会計補助金でございます。支出の第1款農業集落排水事業費用は、対前年度1億6,061万2,000円、59.3%の増となっております。第1項から第4項まで記載のとおりでございますが、営業費用の主なものは、動力費あるいは汚泥処分業務などの委託料、それから減価償却費、それから営業外費用の主なものは、企業債利息などでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収支で不足する額を記載のとおり補てんするものでございます。 収入は、第1款資本的収入が対前年度4,791万4,000円、76.9%の増となっております。主なものは、繰上償還分の借換債や一般会計補助金でございます。 支出は、第1款資本的支出が対前年度5,258万1,000円、24.4%の増となっており、企業債償還金が主なものでございます。 第4条の2は、平成20年度以前に既に確定した債権、債務に係る未収、未払金を開始貸借対照表の流動負債として計上するために、その額を定めたものでございます。 第5条は企業債の限度額を、それから第6条は一時借入金の限度額を5億円と、それぞれ定めたものでございます。 第7条及び第8条は、予算の流用について記載のとおり定めたものでございます。 第9条は、一般会計からの補助金の額を記載のとおり定めたものでございます。 以下、附属資料でございます。省略をさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 以上で本日の日程はすべて終了しました。本日はこれで散会します。お疲れさまでした。 △散会 午前11時45分 上記会議録を調製し署名する。    議長    里脇清隆    署名議員  馬場重雄    署名議員  松崎鈴子...